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ウダイヤのカスバ 11-100504

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 半光沢紙フォトマット紙
A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
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12世紀から続く城塞と海辺の詩情
ウダイヤのカスバはブー・レグレグ川の河口に位置する歴史的要塞で、見事な建築と大西洋の景色を兼ね備えた、モロッコの歴史の証です。マルケはこの地の入り江を高台から俯瞰し、歴史の堆積と地中海的な光の輝きを、簡潔な筆致で一枚のキャンバスに収めました。

■アーティスト
アルベール・マルケ [ Albert Marquet ] (1875-1947)
フォーヴィスム(野獣派)に分類されるフランスの画家です。ボルドー生まれで、15歳のときに父の反対を押し切りパリへ出て絵を学び始めます。エコール・デ・ボザールではギュスターヴ・モローのもとでマティスやルオーと出会い、特にマティスとは生涯の親友となりました。 1905年にはマティスらとともに初のフォーヴィスム展に出品し、その中心的存在となりましたが、原色調の激しい表現はマルケの気質には合わず、長続きしませんでした。 やがてグレーや薄い青を基調とした落ち着いた色彩と穏やかなタッチで、パリの街や港の風景を描くようになり、「水の画家」と評されました。特に河岸や港の光景を高い視点から描くことを好み、ヨーロッパ各地やアルジェリアへと旅しながら水辺の風景を追い続けました。その簡潔な筆致と本質を捉えるデッサン力は、マティスから「わが北斎」と称えられるほどでした。

■作品概要
La Casbah des Oudaïa (1935)
青い海が弧を描き、その岸辺に黄土色の街が静かに息づいています。モロッコの首都ラバトに臨む、ウダイヤのカスバとその眼下の入り江の風景です。12世紀にムワッヒド朝が築いた城壁を利用し、17世紀にアラウィー朝によって完成されたこの城塞は、大西洋へと開く海辺に今もその姿を保っています。前景の濃い緑の樹々越しに砂浜と入り江が広がり、小舟が点々と浮かぶ水面の向こうに白壁の街並みとミナレットのシルエットが連なっています。そのすべてが柔らかな午後の光に包まれています。1930年代にモロッコを数度訪れたマルケが、この地の光と水辺の風情に惹かれ残した一枚。北アフリカに脈々と続く歴史の重みを感じさせながらも、筆致はどこまでも軽やかで、澄んだ青の世界がひたすらに広がっています。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

■材質
半光沢紙使用
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

■関連キーワード
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