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雨後之朝 18-101002

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 フォトマット紙半光沢紙
A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
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静寂に包まれた朝の情景 雨上がりの水たまりに映る生命の息吹を飾る
雨上がりの清々しい空気感と、水たまりのそばに佇む猿の静かな存在感が織りなす、詩的な情景を描いています。
飾ることで、空間に安らぎと、自然の移ろいへの繊細な感性を呼び起こし、日々の喧騒を忘れさせてくれるでしょう。

【アーティスト】
橋本関雪(はしもとかんせつ)1883年(明治16年)1945年(昭和20年)
近代日本画壇の重要人物として、京都を拠点に活動しました。本名は貫一。
中国の古典的な画法と日本の伝統的な表現を見事に融合させた独自の画風を確立したことで知られています。特に動物画や風景画を得意とし、その作品には深い教養と詩的な感性が息づいています。動物、特に猿や馬などを描いた作品では、単なる写実にとどまらず、彼らが持つ内面的な生命力や精神性までを表現しようと努め、多くの人々を魅了しました。また、関雪は後進の指導にも熱心で、京都市立絵画専門学校(現:京都市立芸術大学)などで多くの画家を育成しました。京都市南禅寺近くに造営した広大な庭園を持つ自邸「白沙村荘(はくさそんそう)」は、彼の主要な制作拠点であり、現在は彼の作品と共に一般公開されています。この白沙村荘は、関雪の芸術観と生活様式を今に伝える貴重な場所となっています。

【作品概要】
雨後之朝
雨上がりのしっとりとした空気感が漂う風景が、墨と淡い色彩によって見事に表現されています。特に目を引くのは、画面手前の水たまりのそばに佇む猿の姿です。その毛並みや静かな佇まいが繊細に描かれ、水たまりに映る景色と、猿の一瞬の静止が捉えられています。水たまりは雨上がりの光を反射し、清々しい空気と同時に、どこか神秘的な雰囲気を醸し出しています。関雪は、中国画の技法を取り入れつつも、日本の自然が持つ詩情や湿度を独自の感性で表現することに長けていました。この作品も、日本の四季がもたらす一瞬の美しさを捉え、自然への深い敬愛が感じられる一枚となっています。

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橋本関雪によって1937年に描かれた日本画の風景画で、雨上がりの水たまりのそばに佇む猿の姿を墨彩画で繊細に表現しています。日本の美と四季の移ろいを表した伝統芸術作品であり、静寂な中に詩情が漂う美術品です。和風のインテリアにも合うアート作品として、またコレクションとしても価値があります。

【サイズ】
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

【材質】
本商品は用紙のご選択が可能です

⇒ フォトマット紙0.25mm厚
官製はがき(0.2mm)よりもやや厚いコシのある紙質。
画用紙に近い印象となり、光沢がないので版画のような仕上がりになります。
日本画によく合います。

⇒ 半光沢紙026mm厚
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。


【キーワード】
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