円形、月 No.1 28-200106
色彩豊かな円と楕円が織りなす、まるで宇宙の輝きを捉えたかのような作品です。
神秘的な月の存在感と、そこから放たれる光のエネルギーが、お部屋に飾るだけで空間全体に広がります。
【アーティスト】
ロベール・ドローネー(Robert Delaunay, 1885年4月12日 - 1941年10月25日)
フランスの画家であり、オルフィスム(Orphism)という抽象芸術運動の創始者の一人です。彼は最初キュビスムに影響を受けましたが、やがて光と色彩の研究に焦点を当て、独自のスタイルを確立しました。彼の代表作には、エッフェル塔シリーズや円盤(ディスク)シリーズがあります。ドローネーの作品は色彩の躍動感と光の表現が特徴で、彼の色彩理論は現代アートにも大きな影響を与えました。
スイス出身のパウル・クレーとは、1912年にドイツの芸術グループ「青騎士(Der Blaue Reiter)」を通じて出会いました。クレーも色彩理論に深い関心を寄せており、ドローネーから強い影響を受けました。クレーはドローネーの作品に見られる色彩のリズムや幾何学的構成に共鳴し、自身の抽象絵画にもそれを反映させています。二人の色彩への探求は、同時代のアートシーンに革新的な刺激を与え、抽象芸術の発展に寄与しました。
【作品概要】
Formes circulaires, lune no. 1 (1913)
ロベール・ドローネーが色彩と円形の形態を用いて、光や動き、そして宇宙的なエネルギーを表現しようとしたオルフィスム(Orphism)の重要な作品です。画面中央の大きな楕円形が月を示唆し、その周囲を巡るように様々な色合いの円や弧がダイナミックに配置されています。色彩の同時対比効果(シミュルタネ・コントラスト)が、形そのものに生命感と奥行きを与え、月光のきらめきや宇宙の広がりを感じさせます。具象的な描写を排し、純粋な色と形によって感覚に直接訴えかける表現を追求した、ドローネーの芸術思想が色濃く反映された作品です。1913年という制作年は、彼が色彩の抽象表現を確立した時期にあたります。
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ロベール・ドローネーの円形、月(Formes circulaires, Lune)は、抽象画における色彩と円の探求を示すモダンアートの代表作です。コンポジション(構成)を通じてオルフィスムやシミュルタネの思想を表現しており、光の効果を追求しました。フランスの20世紀における1910年代の重要なアート作品です。これらの作品は、美術館で鑑賞できるだけでなく、インテリアとして部屋に飾りたいと思う魅力があります。
【サイズ】
・A4/ 210mm×297mm
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm
【材質】
半光沢紙使用
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。
【キーワード】
ロベール・ドローネー 円形 月 Formes circulaires Lune 抽象画 色彩 モダンアート フランス 20世紀 美術館 飾りたい 円 コンポジション 構成 アート インテリア オルフィスム シミュルタネ 光 1910年代
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