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平泉中尊寺金色堂 21-100275

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 フォトマット紙半光沢紙
A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
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白銀の世界に息づく祈り。川瀬巴水の版画に見る、日本の冬景色と精神性
しんしんと降り続く雪の中、荘厳な姿を見せる中尊寺金色堂。川瀬巴水の版画は、日本の冬の美しさと、古の時代から受け継がれてきた祈りの心を映し出しています。
雪の白と建物の温かみのある色彩のコントラストは、見る者の心に安らぎを与え、どこか懐かしい情感を呼び起こします。
和の空間はもちろん、モダンなインテリアにも深みを加え、心豊かな時間を演出してくれるでしょう。静寂の中で、日本の美意識と精神性に触れたいと願うあなたへ。

【アーティスト】
川瀬巴水(かわせ はすい)(1883年(明治16年)5月18日 - 1957年(昭和32年) 11月27日)
大正・昭和期に活躍した浮世絵師であり、版画家です。衰退しつつあった日本の浮世絵版画を復興させるべく、新たな浮世絵版画である「新版画」を確立した人物として知られています。1883年(明治16年)に東京で生まれた巴水は、幼い頃から絵画に興味を持ち、日本画を学びました。その後、版元の渡邊庄三郎と出会い、木版画の制作を始めます。 巴水の作品は、日本の美しい風景を情緒豊かに描き出したものが多く、特に旅情を誘う風景版画は高い評価を受けています。彼は全国各地を旅して取材を行い、四季折々の風景や人々の生活を描き出しました。その作品は、単なる風景描写にとどまらず、そこに生きる人々の息遣いや、時間とともに移り変わる光や空気感までも表現しています。
巴水の作品は、日本国内だけでなく、海外でも高く評価されており、スティーブ・ジョブズも彼の作品を愛した一人として知られています。

【作品概要】
平泉中尊寺金色堂 (1957)
雪景色の中の中尊寺金色堂を描いた作品です。画面全体を覆う白銀の世界と、その中にひっそりと佇む金色堂の姿が、静寂と荘厳さを際立たせています。降りしきる雪は、周囲の木々や石段を白く染め上げ、幻想的な雰囲気を醸し出しています。
巴水は、以前にも夜の金色堂を描いていますが、この作品では一転して、雪景色という日本の冬の風情を通して、金色堂の新たな魅力を引き出しています。雪の白と、建物の落ち着いた色彩のコントラストが美しく、雪の質感や降り方まで丁寧に表現されています。画面中央の石段を上る人物は小さく描かれていますが、その存在が雪の深さや、金色堂への道のりの厳かさを物語っているようです。
金色堂は、奥州藤原氏初代・藤原清衡が建立した阿弥陀堂であり、平安時代の美術工芸の粋を集めた国宝です。巴水は、その歴史的な重みに加え、雪景色という自然の力によって、金色堂が持つ精神的な深みをより一層引き出しています。この作品は、巴水の晩年の代表作の一つであり、日本の美しい風景と歴史的建造物を愛する彼の眼差しが感じられます。雪の静けさの中で、悠久の時を超えて佇む金色堂の姿は、見る者の心に深い感動と安らぎを与えてくれるでしょう。

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川瀬巴水が描いた「平泉 金色堂」は、新版画の技法による美しい雪景色の版画作品です。岩手県の平泉にある国宝、中尊寺の金色堂を題材とし、降り積もる雪の中に佇むその荘厳な姿を描いています。寺院の持つ静謐な雰囲気と、川瀬巴水ならではの繊細な描写が見事に調和し、日本の美しい冬景色を堪能できます。和風インテリアにはもちろん、モダンな空間にも趣を添え、深みのあるアートコレクションとして楽しむことができます。歴史と文化財の重みを感じさせるこの作品は、雪景色を愛でる方、そして日本の風景を大切にする方にとって、心惹かれる一枚となるでしょう。

【サイズ】
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

【材質】
本商品は用紙のご選択が可能です

⇒ フォトマット紙0.25mm厚
官製はがき(0.2mm)よりもやや厚いコシのある紙質。
画用紙に近い印象となり、光沢がないので版画のような仕上がりになります。
日本画によく合います。

⇒ 半光沢紙026mm厚
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。


【キーワード】
川瀬巴水、平泉、中尊寺、金色堂、版画、新版画、雪景色、寺院、国宝、歴史、文化財、岩手県、日本の風景、冬景色、アートコレクション


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