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名所江戸百景 南品川鮫洲海岸 31-100264

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 フォトマット紙半光沢紙
A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
購入数
夕空を渡る雁の群れ
茜色に染まる夕空を、一列に連なった雁の群れが渡ってゆく様子が印象的に描かれています。冬の到来を告げるこの渡り鳥の姿は、遠浅の海苔養殖場が広がる鮫洲の海岸に、季節の移ろいと静けさを添えています。

■アーティスト
歌川 広重 (うたがわ ひろしげ) [ 寛政9年(1797年) - 安政5年9月6日(1858年10月12日) ]
江戸の情緒を鮮やかに描き出した浮世絵師であり、その風景画は心に静かな余韻を残します。北斎がダイナミックな構図と力強さで自然の迫力を描いたのに対し、広重は移ろう季節や雨、雪、夕暮れといった繊細な瞬間を優美に表現しました。特に、深く澄んだ藍の色調「ヒロシゲブルー」は、彼の風景画を象徴する存在であり、異国の人々にも「日本の青」として強い印象を与えました。『東海道五十三次』に代表される旅情豊かな連作は、江戸庶民にとって憧れの旅を紙の上で体験させる窓であり、同時に自然と人間の調和を静かに語りかけます。広重の作品は今なお、淡い雨や霞む空気までをも感じさせ、私たちに日常の中の美しさと一瞬の儚さを見つめ直させる力を持ち続けています。

■作品概要
名所江戸百景 南品川鮫洲海岸(めいしょえどひゃっけい みなみしながわ さめずかいがん)
澄んだ夕空を、雁の一群が斜めに連なりながら渡ってゆきます。手前に広がるのは、海苔を育てるための粗朶(そだ)が整然と並ぶ遠浅の海。品川宿の南に続くこの海岸は、良質な海苔の産地として知られ、江戸で名高い「浅草海苔」の多くも、実はここ鮫洲で採れたものだったと伝わります。小舟に乗って作業に励む海苔師たちの姿が点々と描かれ、遠く沖には白い帆を張った舟も浮かびます。彼方に霞むのは、房総の山々でしょうか。海と空の境が溶け合うような淡いグラデーションの中、渡り鳥の一群が静かに時の移ろいを告げる、江戸湾岸ならではの穏やかな夕景です。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

■材質
本商品は用紙のご選択が可能です

⇒ フォトマット紙0.25mm厚
官製はがき(0.2mm)よりもやや厚いコシのある紙質。
画用紙に近い印象となり、光沢がないので版画のような仕上がりになります。
日本画によく合います。

⇒ 半光沢紙026mm厚
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

■キーワード
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