ジャイプールのアジュメル門 35-100013
吉田博が描いたジャイプールのアジュメル門は、見る者を遠い異国の地へと誘い、歴史が息づく壮麗な建築美を空間にもたらします。
【アーティスト】
吉田博 (1876年(明治9年)9月19日 - 1950年(昭和25年)4月5日)
日本が世界に誇る風景版画の巨匠。明治から昭和にかけての激動の時代に、彼は絵筆と版木を手に、自然の荘厳な美を追い求め続けました。富士、桜、山岳、そして欧米やアジアの風景までも旅して描いた彼の作品には、言葉を超えた静けさと崇高さがあります。特に「光」と「空気」を捉える彼の技術は、まさに詩のようで、観る者の胸に深く沁みわたります。西洋画と日本の木版画を融合させた独自のスタイルは、世界中で評価され、近代木版画の完成者と称されました。戦争や時代の混乱にも屈せず、自然と人間の尊厳を信じた彼のまなざしは、今も作品に宿り続けています。それは、風景ではなく「魂」を描いた軌跡でもあるのです。
【作品概要】
ジャイプールのアジュメル門
吉田博がインド、ジャイプールのアジュメル門を描いた、異国情緒あふれる一枚です。画面いっぱいにそびえ立つ壮麗な門は、朝焼けか夕暮れを思わせる淡いピンクとオレンジに染まり、その堂々たる佇まいからは、古き良きインドの歴史と文化が息づいているかのようです。門の前には、象に乗った人々や、様々な衣装をまとった人々が行き交い、その活気ある情景が、異国の日常を鮮やかに物語っています。特に、象の背に敷かれた豪華な装飾や、人々の細やかな表情は、吉田博の卓越した摺りの技術によって、細部に至るまで丁寧に表現されており、観る者をまるでその場に誘い込むかのような臨場感を与えます。この作品は、単なる風景描写を超え、異文化への深い敬意と、そこから生まれる感動、そして光と色彩が織りなす東洋の美を凝縮した、まさに心に響く傑作です。
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吉田博の木版画「ジャイプールのアジュメル門」は、インドのジャイプールを舞台にした異国情緒あふれる風景画であり、日本の伝統工芸による新版画の傑作です。歴史あるアジュメル門や象、人物が描かれたこの日本美術作品は、和モダンなアートとしてインテリアに深みを加え、異文化への関心を刺激するコレクションとして推奨されます。
【サイズ】
・A4/ 210mm×297mm
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm
【材質】
本商品は用紙のご選択が可能です
⇒ フォトマット紙0.25mm厚
官製はがき(0.2mm)よりもやや厚いコシのある紙質。
画用紙に近い印象となり、光沢がないので版画のような仕上がりになります。
日本画によく合います。
⇒ 半光沢紙026mm厚
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。
【キーワード】
吉田博 木版画 ジャイプール アジュメル門 インド 風景画 異国情緒 新版画 日本美術 和モダン アート インテリア コレクション 伝統工芸 歴史 建築 象 人物

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