365日出荷 ★ 全国送料無料 ★ 安心の国内発送

日田筑後川の夕 35-100007

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 フォトマット紙半光沢紙
A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
購入数
夜空と水面が織りなす詩。光の反射が誘う幻想的な美の世界
暗闇が迫る空と川面が織りなす濃密な色彩のハーモニー、そしてそこに瞬く光の反射は、見る者を幻想的な美の世界へと誘います。

【アーティスト】
吉田博 (1876年(明治9年)9月19日 - 1950年(昭和25年)4月5日)
日本が世界に誇る風景版画の巨匠。明治から昭和にかけての激動の時代に、彼は絵筆と版木を手に、自然の荘厳な美を追い求め続けました。富士、桜、山岳、そして欧米やアジアの風景までも旅して描いた彼の作品には、言葉を超えた静けさと崇高さがあります。特に「光」と「空気」を捉える彼の技術は、まさに詩のようで、観る者の胸に深く沁みわたります。西洋画と日本の木版画を融合させた独自のスタイルは、世界中で評価され、近代木版画の完成者と称されました。戦争や時代の混乱にも屈せず、自然と人間の尊厳を信じた彼のまなざしは、今も作品に宿り続けています。それは、風景ではなく「魂」を描いた軌跡でもあるのです。

【作品概要】
日田筑後川の夕
大分県日田市を流れる筑後川の、夕暮れ時の息をのむような情景を吉田博が情感豊かに描き出した一枚です。薄闇に包まれ始めた空と川面は、深い青と紫のグラデーションに染まり、静けさの中にも深い奥行きを感じさせます。川岸の家々からは温かな灯りが漏れ、それが水面にゆらゆらと反射する様は、まるで夜の帳が降りる中で、そこに暮らす人々の営みが静かに息づいているかのようです。遠景に架かる橋のシルエットは、この風景に奥行きを与え、その向こうにはさらに夜の闇に沈む山々が連なります。吉田博の卓越した摺りの技術は、夕闇の空気感や、水面に揺れる光の粒一つ一つを鮮やかに表現し、観る者の心に日本の原風景が持つノスタルジーと、自然と暮らしが織りなす静かな美を深く刻み込みます。この作品は、移ろいゆく光の中に宿る生命の温かさと、普遍的な郷愁を呼び覚ます、心に染み入る傑作です。

----------------------
吉田博の木版画「日田筑後川の夕」は、日本の伝統工芸による新版画の傑作であり、日田の筑後川の夕景を描いた風景画です。水面に映る光や建物、橋、船といった日本の自然と暮らしを叙情的に表現したこの日本美術作品は、和モダンなアートとしてインテリアに深みを加え、郷愁を誘うコレクションとして美意識の高い層に推奨されます。

【サイズ】
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

【材質】
本商品は用紙のご選択が可能です

⇒ フォトマット紙0.25mm厚
官製はがき(0.2mm)よりもやや厚いコシのある紙質。
画用紙に近い印象となり、光沢がないので版画のような仕上がりになります。
日本画によく合います。

⇒ 半光沢紙026mm厚
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。


【キーワード】
吉田博 木版画 日田筑後川 夕景 風景画 日本風景 伝統工芸 新版画 日本美術 和モダン アート インテリア コレクション 郷愁 自然 光 橋 船 建物

お届けについて

新着商品