富士十景朝日 | 吉田博

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富士十景朝日 35-100002

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

	フォトマット紙	半光沢紙
A4(21×29.7cm)	1,600円(税込)	1,600円(税込)
A3(29.7×42cm)	2,400円(税込)	2,400円(税込)
A2(42×59.4cm)	3,450円(税込)	3,450円(税込)

購入数

息をのむ夜明けの情景。空間に清々しい生命の息吹を招く富士
吉田博が捉えた富士の朝景は、新たな一日が始まる清々しさと生命の輝きに満ちています。

【アーティスト】
吉田博 (1876年(明治9年)9月19日 - 1950年(昭和25年)4月5日)
日本が世界に誇る風景版画の巨匠。明治から昭和にかけての激動の時代に、彼は絵筆と版木を手に、自然の荘厳な美を追い求め続けました。富士、桜、山岳、そして欧米やアジアの風景までも旅して描いた彼の作品には、言葉を超えた静けさと崇高さがあります。特に「光」と「空気」を捉える彼の技術は、まさに詩のようで、観る者の胸に深く沁みわたります。西洋画と日本の木版画を融合させた独自のスタイルは、世界中で評価され、近代木版画の完成者と称されました。戦争や時代の混乱にも屈せず、自然と人間の尊厳を信じた彼のまなざしは、今も作品に宿り続けています。それは、風景ではなく「魂」を描いた軌跡でもあるのです。

【作品概要】
富士十景朝日
夜明けの光が世界を優しく包み込む、その神秘的な瞬間に、雄大な富士が静かにその姿を現します。吉田博が描いたこの木版画は、朝焼けに染まる空の下、頂に雪を湛えた富士山が、静寂の中に荘厳な存在感を放つ様子を見事に捉えています。手前には、朝の光を浴びて輝く水面が広がり、そのほとりには豊かな緑が息づいています。一つ一つの色彩が、朝露に濡れたかのような清らかさと、新たな一日への希望を紡ぎ出しているかのようです。繊細な彫りと多色摺りの技術が、空気の透明感や光の移ろいを余すことなく表現し、観る者の心に深い感動と安らぎを与えます。この作品は、単なる風景描写を超え、日本の象徴たる富士に宿る神聖な美と、生命が目覚める瞬間の輝きを心ゆくまで感じさせる、まさに詩情あふれる傑作です。

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吉田博の「富士十景朝日」は、日本の伝統的な木版画技法による新版画の傑作で、富士山が朝日に輝く絶景を捉えた日本風景画です。この浮世絵の系譜を汲む美術品は、日本の自然と東洋美術の美意識が凝縮されており、アートコレクションとしても大変価値があります。黎明の情景を愛する方には、インテリアとして最適な版画です。

【サイズ】
・A4/ 210mm×297mm　
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

【材質】
本商品は用紙のご選択が可能です

⇒ フォトマット紙0.25mm厚
官製はがき(0.2mm)よりもやや厚いコシのある紙質。
画用紙に近い印象となり、光沢がないので版画のような仕上がりになります。
日本画によく合います。

⇒ 半光沢紙026mm厚
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

【キーワード】
吉田博富士山朝日木版画新版画日本風景浮世絵絶景自然日本画アートインテリアコレクション風景画伝統工芸美術品東洋美術美意識版画黎明