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手賀沼 21-100210

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 フォトマット紙半光沢紙
A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
購入数
記憶の奥底に眠る日本の夏景色。巴水が紡ぐノスタルジー
どこか懐かしく、心惹かれる日本の夏の風景。川瀬巴水の「手賀沼」は、そんな私たちの記憶の片隅にある原風景を鮮やかに蘇らせてくれます。
大きく広がる空、白い入道雲、そして静かに水をたたえる湖面。その情景は、子供の頃に見た夏の日の思い出と重なり、温かい気持ちで満たしてくれるでしょう。
版画独特の柔らかな質感と温もりは、デジタルな時代に忘れかけていた大切な何かを思い出させてくれます。
お部屋に飾ることで、過ぎ去った美しい時間を慈しみ、日々の暮らしに豊かな彩りを添えてみませんか。

【アーティスト】
川瀬巴水(かわせ はすい)(1883年(明治16年)5月18日 - 1957年(昭和32年) 11月27日)
大正・昭和期に活躍した浮世絵師であり、版画家です。衰退しつつあった日本の浮世絵版画を復興させるべく、新たな浮世絵版画である「新版画」を確立した人物として知られています。1883年(明治16年)に東京で生まれた巴水は、幼い頃から絵画に興味を持ち、日本画を学びました。その後、版元の渡邊庄三郎と出会い、木版画の制作を始めます。 巴水の作品は、日本の美しい風景を情緒豊かに描き出したものが多く、特に旅情を誘う風景版画は高い評価を受けています。彼は全国各地を旅して取材を行い、四季折々の風景や人々の生活を描き出しました。その作品は、単なる風景描写にとどまらず、そこに生きる人々の息遣いや、時間とともに移り変わる光や空気感までも表現しています。
巴水の作品は、日本国内だけでなく、海外でも高く評価されており、スティーブ・ジョブズも彼の作品を愛した一人として知られています。

【作品概要】
手賀沼
現在の千葉県北西部に位置する手賀沼の夏の風景を描いた木版画です。広々とした水面と、その奥に広がる緑豊かな景色、そして空に大きく湧き上がる入道雲が印象的な作品です。画面全体を覆う湿潤な空気感と、静けさの中に時折聞こえるであろう自然の音を感じさせるような、叙情的な雰囲気が漂っています。
巴水は、大正末期から昭和にかけて、日本各地の風景を版画に収めましたが、都市近郊の自然も多く描いています。手賀沼は、当時から人々の憩いの場であり、巴水もその風景に魅せられたのでしょう。この作品では、水面に映る雲の柔らかな色彩や、手前の葦原の繊細な描写、遠景の木々のシルエットなど、細部に至るまで丁寧に表現されています。
特に、空に大きく描かれた入道雲は、夏の力強い生命力を象徴しているようです。その白くもくもくとした形は、見る者の心に開放感を与え、同時にどこか懐かしい日本の夏の情景を思い出させます。全体的に落ち着いた色調でありながら、光の表現が巧みで、水面のきらめきや雲の立体感が際立っています。「手賀沼」は、巴水の自然に対する温かい眼差しと、それを卓越した版画の技術で表現した、心安らぐ秀作と言えるでしょう。

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川瀬巴水の版画作品「手賀沼」は、新版画の代表的な風景版画の一つであり、日本の美しい夏の風景を描いた傑作です。千葉県に位置する手賀沼の広大な湖と、空に大きく湧き上がる入道雲の様子を、木版画ならではの温かいタッチで表現しています。この作品は、インテリアアートとしてお部屋に飾ることで、壁掛けとしても存在感を放ち、まるで絵画のような豊かな情景を楽しむことができます。ノスタルジーを感じさせるその雰囲気は、忙しい現代を生きる私たちに安らぎを与え、日本の風景の美しさを再認識させてくれます。川瀬巴水の描く「手賀沼」は、時代を超えて愛される風景版画であり、あなたの住まいをより豊かな空間へと導くでしょう。

【サイズ】
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

【材質】
本商品は用紙のご選択が可能です

⇒ フォトマット紙0.25mm厚
官製はがき(0.2mm)よりもやや厚いコシのある紙質。
画用紙に近い印象となり、光沢がないので版画のような仕上がりになります。
日本画によく合います。

⇒ 半光沢紙026mm厚
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。


【キーワード】
川瀬巴水、手賀沼、版画、新版画、風景版画、夏の風景、千葉県、湖、入道雲、インテリアアート、壁掛け、絵画、木版画、ノスタルジー、日本の風景


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