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晩秋の小さな木 15-100029

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 半光沢紙フォトマット紙
A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
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樹木という自画像、人体と重なる枝の記憶
シーレにとって樹木は風景の要素ではなく、人間の身体と魂の投影でした。節くれだった幹、折れ曲がる枝、大地に食い込む根。これらはシーレが自画像で繰り返し描いた、痩せた肢体・歪んだ関節・踏ん張る足と同じ構造を持っています。晩秋の木は葉という装いをすべて脱ぎ捨て、構造だけを露わにしており、それはシーレが人体において追求した本質の姿と深く共鳴しています。

■アーティスト
Egon Schiele (Austrian, 1890-1918)
20世紀初頭のウィーンで鮮烈な足跡を残した表現主義を代表する画家です。グスタフ・クリムトに才能を見出され強い影響を受けましたが、やがて独自のスタイルを確立しました。最大の特徴は、鋭く力強い線描と、極端に歪められたポーズです。人間の肉体を通じて、内面にある孤独、不安、性、そして死といった生々しい感情を曝け出しました。多くの自画像を描き、自己の内面を徹底的に見つめ続けたその姿勢は、当時の倫理観を揺さぶるほど過激なものでした。彼の作品に漂う退廃的な雰囲気と、剥き出しの生命力は、100年以上経った今もなお多くの人々を惹きつけてやみません。スペイン風邪によりわずか28歳でこの世を去りましたが、短すぎる生涯の中で残された数多くの素描や油彩画は、人間の深淵を描いた芸術として高く評価されています。痛切なまでの純粋さが宿る画家です。


■作品概要
Small Tree in Late Autumn (1911)
葉をすべて落とし、枝だけになった小さな木が、灰白色の空の中に立っています。根元の大地だけが濃い褐色で密に描き込まれ、それ以外はほとんど霧のような白と灰。静寂が、色として満ちています。1911年、シーレは人体だけでなく、樹木にも魂を見ていました。枝は人間の腕のように伸び、幹は背骨のように曲がり、根は大地にしがみつくように広がる。自画像を描くのと同じ眼差しで、シーレはこの小さな木を凝視したはずです。一本の横枝が、直角に折れ曲がりながら画面を横断する。自然の樹木というよりも、何かの意志を持った存在のような、奇妙な緊張感。晩秋という季節は、死の手前の静けさ。すべてを手放した後に残る、骨格だけの美しさ。枯れることで、ようやく見えてくるもの。

■キーワード
エゴン・シーレ 晩秋の小さな木 樹木 風景画 1911年 表現主義 ウィーン世紀末 オーストリア絵画 油彩 キャンバス 枯れ木 晩秋 大地 褐色 灰白 余白 近代絵画 20世紀絵画 ウィーン分離派 自然 孤独 静寂 内面表現 象徴 生と死 骨格 告白的絵画 魂の肖像 筆触 根

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

■材質
半光沢紙使用
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

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