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魚・雄鶏・孔雀・蔓・ウサギ 23-100008

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 半光沢紙フォトマット紙
A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
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豊穣の象徴・葡萄と蔦が紡ぐ生命の円環
孔雀の間に広がる空間には、珊瑚色の葡萄の房と淡い緑の葡萄の葉が配されています。蔦は優雅な曲線を描いて画面全体を巡り、円形の構図に動きと調和をもたらします。葡萄は古来より豊穣と祝祭の象徴とされ、この作品においても生命の喜びと自然の恵みを表現しています。植物のモチーフが孔雀という華麗な鳥と組み合わさることで、装飾性と象徴性が高次元で融合した稀有な作品となっています。

■アーティスト
モーリス・ピヤール・ベルヌーイ [Maurice Pillard Verneuil ] (French, 1869-1942)
アール・ヌーヴォーからアール・デコ期にかけて活躍したフランスの多才なデザイナーであり、装飾家です。「近代デザインの父」とも称されるウジェーヌ・グラッセに師事し、自然の形態を幾何学的に整理してデザインへと昇華させる技法を確立しました。最大の功績は、動植物の細部を緻密に観察し、それを壁紙、テキスタイル、陶磁器などのパターンへと展開したことです。代表的な著作『草花の装飾化(L'ornementation végétale)』では、植物の構造を解剖学的に捉えつつ、流麗な曲線と鮮やかな色彩で装飾文様へと変容させるプロセスを示しました。晩年はスイスに拠点を移し、幾何学的な抽象美を追求したアール・デコ様式の先駆けとなりました。自然の生命力と数学的な秩序を融合させた彼のデザイン理論は、現代のグラフィックデザインにも通じる普遍的な美しさを持っています。

■作品概要
Poissons et algues, coq, écoinçon; paons et vigne; lièvres, chiens et ronces, bordure (1897)
19世紀末のパリ。アール・ヌーヴォーの波が押し寄せる中、装飾芸術家たちは自然の造形美を新たな視点で捉え直そうとしていました。モーリス・ピヤール・ベルヌーイが1897年に生み出したこの作品は、孔雀の優美さと葡萄の豊穣、そして生命力溢れる動植物を半円形の画面に凝縮した装飾パネルです。黄金色に輝く孔雀の羽根は幾何学的なパターンを描き、深い藍色の背景に浮かび上がる葡萄の房と蔦は自然の恵みを讃えます。縁には兎や犬、茨が配され、生命の循環を象徴。当時の人々は、この調和のとれた装飾に産業と芸術の融合という新時代の理想を見出したのです。曲線と直線、動物と植物、色彩と形態が織りなす究極の装飾美。
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1897年のパリで生まれたこの装飾パネルは、アール・ヌーヴォーの精神を体現した応用芸術の傑作です。黄金色に輝く孔雀の羽根模様と藍色の背景が織りなす色彩調和、葡萄と蔦による植物モチーフ、そして兎や犬といった動物装飾が半円形構図の中で左右対称に配置されています。幾何学的パターンと自然主義が融合した曲線美は、19世紀末のパリにおける装飾芸術の到達点を示すものでした。孔雀という華麗な鳥は象徴主義的な意味を帯び、豊穣を表す葡萄とともに生命力溢れる世界を創出しています。縁飾りには茨に囲まれた小動物たちが配され、自然の循環と調和を表現。羽根の一つ一つが精緻に描かれ、リズム感ある様式美を生み出しています。産業芸術の時代において、この装飾パネルは機能と美の融合という理想を体現し、今なお人々を魅了し続けているのです。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

■材質
半光沢紙使用
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

■関連キーワード
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