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名所江戸百景 市ヶ谷八幡 31-100238

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 フォトマット紙半光沢紙
A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
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雁の飛翔が語る、時間の流れ
空高く連なる雁の群れは、単なる風景描写にとどまらず、季節の移ろいと時間の経過を象徴しています。広重は生き物の動きを取り込むことで、静止した版画に時間軸を持ち込みました。春の渡り鳥として知られる雁の存在が、「今まさにこの瞬間が過ぎ去ろうとしている」という切なさと緊張感を与えています。

■アーティスト
歌川 広重 (うたがわ ひろしげ) [ 寛政9年(1797年) - 安政5年9月6日(1858年10月12日) ]
江戸の情緒を鮮やかに描き出した浮世絵師であり、その風景画は心に静かな余韻を残します。北斎がダイナミックな構図と力強さで自然の迫力を描いたのに対し、広重は移ろう季節や雨、雪、夕暮れといった繊細な瞬間を優美に表現しました。特に、深く澄んだ藍の色調「ヒロシゲブルー」は、彼の風景画を象徴する存在であり、異国の人々にも「日本の青」として強い印象を与えました。『東海道五十三次』に代表される旅情豊かな連作は、江戸庶民にとって憧れの旅を紙の上で体験させる窓であり、同時に自然と人間の調和を静かに語りかけます。広重の作品は今なお、淡い雨や霞む空気までをも感じさせ、私たちに日常の中の美しさと一瞬の儚さを見つめ直させる力を持ち続けています。

■作品概要
名所江戸百景 市ヶ谷八幡(めいしょえどひゃっけい・いちがやはちまん)
春の夕暮れ、市ヶ谷の高台に鎮座する八幡宮。空には雁の群れが編隊を組んで飛び去り、山桜が淡く白く咲き誇る境内は、静かな聖域の気配を漂わせています。眼下に広がるのは江戸の町並み。整然と並ぶ屋根、行き交う人々の小さな影、水路に沿って続く商家の灯り。高台と低地という二つの世界が、霞のような白雲によって柔らかく切り分けられ、俗と聖が一枚の紙の上に共存しています。武家地と町人地が混在するこの界隈に暮らした人々は、日々の喧騒から少し足を上げ、八幡の杜へと祈りを捧げに訪れたことでしょう。鳥居の朱、桜の白、杜の深緑。江戸の春の一瞬です。
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市ヶ谷八幡を描いた広重の錦絵は、名所江戸百景の中でも俯瞰の構図が際立つ木版画であり、高台の八幡宮から眺めた江戸時代の町並みと、春の山桜・雁の飛翔が見事に調和した風景画です。武家地と町人地が混在する江戸の二層構造を、霞を境に上下に分けた大胆な構成は職人の技が光り、鳥居の朱と杜の深緑が水路沿いの屋根々々と溶け合う夕暮れの季節感に、参拝への信仰と伝統文化への敬意が静かに息づいています。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

■材質
本商品は用紙のご選択が可能です

⇒ フォトマット紙0.25mm厚
官製はがき(0.2mm)よりもやや厚いコシのある紙質。
画用紙に近い印象となり、光沢がないので版画のような仕上がりになります。
日本画によく合います。

⇒ 半光沢紙026mm厚
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

■キーワード
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