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きよみかた空にも関のあるならば 月をとゝめて三保の松原 30-100333

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 フォトマット紙半光沢紙
A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
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戦国の英雄、月光に抱かれる夢
武田信玄という戦国の英雄が、月光を浴びて壮大な風景を眺める姿は、力強い威厳と深い孤独を感じさせます。
大胆な構図と幻想的な雰囲気は、現代アートの空間にも違和感なく溶け込み、和のロマンを添えます。

【アーティスト】
月岡芳年 [つきおかよしとし](天保10年3月17日〈1839年4月30日〉- 明治25年〈1892年〉6月9日)
幕末から明治という激動の時代を駆け抜けた最後の浮世絵師と呼ばれます。武者絵や歴史絵においては、血しぶきが飛ぶ壮絶な場面を鮮烈に描き、人間の内に潜む狂気と勇気をあぶり出しました。その筆はただ美を追うのではなく、時代の混乱と人間の業を直視させるものであり、観る者の心を揺さぶります。しかし晩年の「月百姿」などには、月明かりに照らされた静謐な情景や孤独の美が漂い、そこには死と隣り合わせに生きた彼自身の魂の陰影が映し出されています。血煙と静寂、激情と余韻──その両極を自在に描いた芳年の画業は、単なる浮世絵を超え、生命の光と影を刻み込んだ壮大なドラマでもあります。

【作品概要】
月百姿 きよみかた空にも関のあるならば 月をとゝめて三保の松原
芳年の連作「月百姿」の一図であり、戦国の雄・武田信玄の壮大な夢と孤独を劇的に捉えた作品です。画面中央で赤装束に身を包み、富士を背景に三保の松原と清見潟を睥睨するその姿は、天下統一を夢見た英雄の威厳に満ちています。しかし、その背中に降り注ぐ月の光は、単なる景色ではなく、彼の激情と野心を静かに照らし出し、幻想的な雰囲気を纏わせています。和歌に詠まれた「月をとどめる」という非現実的な願いは、時を止めたいと願う信玄の切なる思い、あるいは、果たせぬ夢への哀愁を象徴しているかのようです。天下を望む武将の力強い存在感と、それを包み込む幽玄な夜の情景が織りなすコントラストは、歴史のロマンと、人間の宿命を深く感じさせるドラマティックな名場面です。

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月岡芳年の月百姿は、武田信玄を武将として描いた浮世絵の名作で、和歌を題材にしています。三保の松原と清見潟、富士山を背景に月光が照らす幻想的な情景は、英雄のロマンと歴史を感じさせます。明治1886年頃の伝統文化である日本画版画の複製画は、赤い装束の構図がアートとしてインテリアの装飾に力強さをもたらします。

【サイズ】
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

【材質】
本商品は用紙のご選択が可能です

⇒ フォトマット紙0.25mm厚
官製はがき(0.2mm)よりもやや厚いコシのある紙質。
画用紙に近い印象となり、光沢がないので版画のような仕上がりになります。
日本画によく合います。

⇒ 半光沢紙026mm厚
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

【キーワード】
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