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神坂雪佳

神坂雪佳(かみさか せっか)[京都, 1866年1月12日-1942年1月4日]
明治から昭和初期にかけて活躍した日本の画家、デザイナーであり、特に琳派の系譜を継ぐ装飾的な作風で知られています。京都に生まれ、初めは四条派の幸野楳嶺に学んだ後、やがて尾形光琳や酒井抱一らの影響を受けて琳派様式を現代的に再解釈しました。

代表作『百々世草(ももよぐさ)』では、花鳥風月をモチーフに大胆な構図と洗練された色使いで自然の美を描き、装飾美術の新たな可能性を切り拓きました。また、西洋のデザイン思潮も柔軟に取り入れ、図案家として工芸品や染織、陶磁器、パッケージなど幅広い分野でデザインを手がけました。彼の作品は、日本の伝統とモダンが融合した先駆的存在として、今なお多くの人々を魅了し続けています。
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