月下の雪梅 | 神坂雪佳

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月下雪梅 21-100501

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

	フォトマット紙	半光沢紙
A4(21×29.7cm)	1,600円(税込)	1,600円(税込)
A3(29.7×42cm)	2,400円(税込)	2,400円(税込)
A2(42×59.4cm)	3,450円(税込)	3,450円(税込)

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静寂に咲く、月夜の白梅。神坂雪佳が描いた幻想の世界
月夜に浮かぶ白梅の枝が織りなす幻想的な世界。
その美しさは、まるで時が止まったかのような静寂を纏っています。

【アーティスト】
神坂雪佳（かみさかせっか）[京都, 1866年1月12日-1942年1月4日]
明治から昭和初期にかけて活躍した日本の画家、デザイナーであり、特に琳派の系譜を継ぐ装飾的な作風で知られています。京都に生まれ、初めは四条派の幸野楳嶺に学んだ後、やがて尾形光琳や酒井抱一らの影響を受けて琳派様式を現代的に再解釈しました。
代表作『百々世草（ももよぐさ）』では、花鳥風月をモチーフに大胆な構図と洗練された色使いで自然の美を描き、装飾美術の新たな可能性を切り拓きました。また、西洋のデザイン思潮も柔軟に取り入れ、図案家として工芸品や染織、陶磁器、パッケージなど幅広い分野でデザインを手がけました。彼の作品は、日本の伝統とモダンが融合した先駆的存在として、今なお多くの人々を魅了し続けています。

【作品概要】
月下の雪梅
装飾性豊かな木版画の一つで、満月を背景に枝ぶりの美しい白梅を大胆な構図で描いています。琳派の流れを汲む雪佳ならではの、自然をデザインとして再構築した表現が特徴です。白と淡青の対比により、夜の静寂や冬の澄んだ空気感が漂い、鑑賞者に深い余韻を残します。枝は抽象的に切り取られ、空間のリズムと余白が絶妙に調和しています。西洋的な構成美と日本的な感性が融合し、アートとインテリアの両面で現代にも通じる洗練された一枚です。雪佳は、単なる自然描写ではなく、装飾性と詩情を重視する姿勢で、見る者の心を静かに満たします。

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神坂雪佳の作品《月下の雪梅》は、琳派の流れを汲む日本画としての伝統美を保ちつつ、現代のインテリアにも調和する和モダンなアート作品です。月夜に浮かぶ白梅を木版画で表現したこの一枚は、静寂と装飾美が融合した見事なデザインアート。和室や書斎の冬のインテリアにも最適で、四季のアートとしても楽しめます。梅の絵画としての魅力だけでなく、美術鑑賞の視点からも価値の高い日本美術の一つです。インテリアアートとして空間を彩ることで、日常に静かな美を取り入れてみてはいかがでしょうか？

【サイズ】
・A4/ 210mm×297mm　
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

【材質】
本商品は用紙のご選択が可能です

⇒ フォトマット紙0.25mm厚
官製はがき(0.2mm)よりもやや厚いコシのある紙質。
画用紙に近い印象となり、光沢がないので版画のような仕上がりになります。
日本画によく合います。

⇒ 半光沢紙026mm厚
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

【キーワード】
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