社頭の雪 日枝神社 21-100297
ひんやりとした空気感まで伝わるような、川瀬巴水の木版画「社頭の雪」。
鮮やかな朱色の社と、降り積もった雪のコントラストが、お部屋に静かで美しい冬の情景を運び込みます。
忙しい日常を忘れさせてくれるような、心安らぐ空間を演出してみませんか
【アーティスト】
川瀬巴水(かわせ はすい)(1883年(明治16年)5月18日 - 1957年(昭和32年) 11月27日)
大正・昭和期に活躍した浮世絵師であり、版画家です。衰退しつつあった日本の浮世絵版画を復興させるべく、新たな浮世絵版画である「新版画」を確立した人物として知られています。1883年(明治16年)に東京で生まれた巴水は、幼い頃から絵画に興味を持ち、日本画を学びました。その後、版元の渡邊庄三郎と出会い、木版画の制作を始めます。 巴水の作品は、日本の美しい風景を情緒豊かに描き出したものが多く、特に旅情を誘う風景版画は高い評価を受けています。彼は全国各地を旅して取材を行い、四季折々の風景や人々の生活を描き出しました。その作品は、単なる風景描写にとどまらず、そこに生きる人々の息遣いや、時間とともに移り変わる光や空気感までも表現しています。
巴水の作品は、日本国内だけでなく、海外でも高く評価されており、スティーブ・ジョブズも彼の作品を愛した一人として知られています。
【作品概要】
社頭の雪、日枝神社 (1931)
降りしきる雪の中、鮮やかな朱色の社殿と雪化粧をした木々、そして傘を差して歩く二人の人物が描かれています。
画面全体を覆う雪の白さと、社殿の鮮やかな朱色のコントラストが美しく、静寂の中に凛とした空気感が漂います。巴水の作品の特徴である、光と影の表現、そして細部にまでこだわった丁寧な彫りと摺りは、この作品においても遺憾なく発揮されています。雪の質感や、人物の着物の柄、灯籠の細工など、じっくりと鑑賞することで、巴水の卓越した技術と、日本の美しい冬景色への深い愛情を感じ取ることができます。
日枝神社は、東京都千代田区永田町に鎮座する由緒ある神社であり、江戸城の鎮守としても知られています。巴水は、この歴史ある神社の雪景色を、単なる風景描写としてではなく、そこに息づく静けさや、日本の原風景としての美しさを捉え、見る者の心に深く響く作品として昇華させています。
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川瀬巴水の木版画「社頭の雪、日枝神社」は、降り積もる雪の雪景色の中に佇む神社の日本画の美しさを捉えた大正ロマンを感じさせる作品です。昭和レトロな雰囲気も持ち合わせながら、現代のインテリアにも調和する和風の趣があります。壁に壁掛けとして飾れば、お部屋の飾りとなり、まるで絵画のような存在感を放ちます。この版画は、単なる風景画としてだけでなく、日本の冬景色の静けさや、日本の風景ならではの旅情や詩情を感じさせてくれます。雪がもたらす静寂の中にある美意識、そして日本の伝統美は、見る者の心にノスタルジアを呼び起こし、新たな発見を与えてくれるでしょう。
【サイズ】
・A4/ 210mm×297mm
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm
【材質】
本商品は用紙のご選択が可能です
⇒ フォトマット紙0.25mm厚
官製はがき(0.2mm)よりもやや厚いコシのある紙質。
画用紙に近い印象となり、光沢がないので版画のような仕上がりになります。
日本画によく合います。
⇒ 半光沢紙026mm厚
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。
【キーワード】
川瀬巴水 木版画 雪景色 日枝神社 日本画 大正ロマン 昭和レトロ アート インテリア 和風 壁掛け 飾り 絵画 版画 風景画 冬景色 日本の風景 旅情 詩情 静寂 美意識 伝統美 ノスタルジア
お届けについて

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