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諸国滝めぐり 美濃国養老の滝 21-100013

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 フォトマット紙半光沢紙
A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
購入数
伝説の滝が誘う癒やしの源流。空間に生命力を注ぐ和の情景
垂直に流れ落ちる滝の壮大さと、それにまつわる伝説が融合した浮世絵の傑作です。

【アーティスト】
葛飾北斎 (1760-1849)
江戸時代後期を代表する浮世絵師で、その画業は70年にわたりました。北斎は19歳の頃に勝川春章に師事し、浮世絵師としての活動を開始しました。その後、彼は独自のスタイルを追求し、様々なテーマに挑戦してきました。風景、歴史上の人物、花魁、役者、動植物、自然現象、仏教道具、妖怪など、彼が手掛けたテーマは多岐にわたり、生涯で34,000点以上の作品を残しました。
北斎は、当時の日本画では珍しかった西洋の絵画技法にも興味を持ち、銅版画や油絵などを取り入れました。彼の作品は19世紀後半のヨーロッパにも影響を与え、ジャポニスムと呼ばれる日本美術の流行を生みました。

【作品概要】
諸国滝めぐり「美濃国養老の滝」 (1827-1838)
伝説に彩られた養老の滝。岩肌を垂直に流れ落ちる滝の様子が、まるで白い布を垂らしたかのように、直線的かつ力強く表現されています。特徴的なのは、滝の水を一本の巨大な布のように描写する「縒り(より)糸」のような表現技法で、水の勢いと滝壺へと落ちるスピード感が伝わってきます。
滝の左右には、その雄大さを際立たせるように鬱蒼とした木々や岩山が配されています。滝壺の近くには、桶やひょうたんを持った人物が描かれており、これは「養老の孝子物語」にちなみ、若返りの水とされる滝の水を汲みに来た人々を表しているとされています。 人物たちの姿は小さく描かれることで、滝の圧倒的なスケール感が強調されています。北斎は、滝の水を単なる自然現象としてではなく、伝説や物語が息づくものとして捉え、その神秘性を引き出しています。この作品は、自然の力強さと、それにまつわる人々の営みを、北斎ならではの独創的な構図と表現で描いた傑作と言えるでしょう。

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葛飾北斎の『諸国滝めぐり 美濃国養老の滝』は、江戸時代の浮世絵を代表する風景画の傑作であり、日本美術を象徴する芸術名品です。雄大な滝と、それにまつわる伝説が神秘的に描かれたこの作品は、日本の美しい自然の絶景を捉え、和風モダンなインテリアやアートコレクションとしても高く評価されています。滝の清涼感あふれる姿は、壁掛けの絵画として空間に力強さと日本の伝統美をもたらします。

【サイズ】
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

【材質】
本商品は用紙のご選択が可能です

⇒ フォトマット紙0.25mm厚
官製はがき(0.2mm)よりもやや厚いコシのある紙質。
画用紙に近い印象となり、光沢がないので版画のような仕上がりになります。
日本画によく合います。

⇒ 半光沢紙026mm厚
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。


【キーワード】
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