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出雲松江(おぼろ月) 21-100319

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 フォトマット紙半光沢紙
A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
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水面に映る、月に秘められた詩情
この作品の魅力は、月明かりが織りなす青と緑の中間色、いわゆる青磁色の色彩美にあります。
このトーンは、お部屋に極上の静けさと洗練された雰囲気をもたらします。

【アーティスト】
川瀬巴水(かわせ はすい)(1883年(明治16年)5月18日 - 1957年(昭和32年) 11月27日)
大正・昭和期に活躍した浮世絵師であり、版画家です。衰退しつつあった日本の浮世絵版画を復興させるべく、新たな浮世絵版画である「新版画」を確立した人物として知られています。1883年(明治16年)に東京で生まれた巴水は、幼い頃から絵画に興味を持ち、日本画を学びました。その後、版元の渡邊庄三郎と出会い、木版画の制作を始めます。 巴水の作品は、日本の美しい風景を情緒豊かに描き出したものが多く、特に旅情を誘う風景版画は高い評価を受けています。彼は全国各地を旅して取材を行い、四季折々の風景や人々の生活を描き出しました。その作品は、単なる風景描写にとどまらず、そこに生きる人々の息遣いや、時間とともに移り変わる光や空気感までも表現しています。
巴水の作品は、日本国内だけでなく、海外でも高く評価されており、スティーブ・ジョブズも彼の作品を愛した一人として知られています。

【作品概要】
旅みやげ第三集 出雲松江(おぼろ月)
夜の帳(とばり)が降りた松江の掘割。空には淡い朧月が雲間に隠れながらも、神秘的な光を地上に注いでいます。この光が、画面全体を静謐な青磁色で染め上げ、観る者を夢と現(うつつ)の間の幽玄な世界へと引き込みます。
巴水は、水面の表現に並々ならぬ情感を込めています。掘割の静かな水は、建物の重厚なシルエットを正確に映し出すだけでなく、空の朧月の光を細かく揺らめかせ、時間の流れまでもを視覚化しています。この水鏡の美しさが、作品に深い奥行きと詩情を与えています。
画面右下には、小舟に乗る人影がひっそりと描かれています。この小さな命の光景と、建物の一つから漏れる窓の灯りが、厳かな自然の風景の中に人間のぬくもりを添えています。この作品は、静寂と情感、そして日本の伝統的な美意識が完璧に融合した、魂を揺さぶる夜の詩なのです。

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川瀬巴水の新版画「旅みやげ第三集 出雲松江(おぼろ月)」は、木版画の技術により幽玄な詩情を表現した浮世絵の傑作です。おぼろ月の光に照らされた水面と掘割、建物の夜景を描いた風景画は、青磁色の色彩とコントラストが際立ち、日本の美を象徴します。このアートピースは、インテリアとして和モダンな空間デザインを演出し、旅愁を誘う美術鑑賞の喜びを提供します。額装された作品は、芸術家巴水の伝統文化への敬意が感じられる版画コレクションであり、世界的なジャポニズムの関心を集めています。

【サイズ】
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

【材質】
本商品は用紙のご選択が可能です

⇒ フォトマット紙0.25mm厚
官製はがき(0.2mm)よりもやや厚いコシのある紙質。
画用紙に近い印象となり、光沢がないので版画のような仕上がりになります。
日本画によく合います。

⇒ 半光沢紙026mm厚
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。


【キーワード】
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