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サン・セヴラン教会 No.3 28-200116

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
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光と影が織りなす教会の美。ドローネー作品で感じる神秘的な空間
ステンドグラスを通して差し込む光が、教会の厳かな空間を彩る様子。
ドローネーは、その光と影が織りなす神秘的な美しさを、独自の視覚言語で表現しました。

【アーティスト】
ロベール・ドローネー(Robert Delaunay, 1885年4月12日 - 1941年10月25日)
フランスの画家であり、オルフィスム(Orphism)という抽象芸術運動の創始者の一人です。彼は最初キュビスムに影響を受けましたが、やがて光と色彩の研究に焦点を当て、独自のスタイルを確立しました。彼の代表作には、エッフェル塔シリーズや円盤(ディスク)シリーズがあります。ドローネーの作品は色彩の躍動感と光の表現が特徴で、彼の色彩理論は現代アートにも大きな影響を与えました。
スイス出身のパウル・クレーとは、1912年にドイツの芸術グループ「青騎士(Der Blaue Reiter)」を通じて出会いました。クレーも色彩理論に深い関心を寄せており、ドローネーから強い影響を受けました。クレーはドローネーの作品に見られる色彩のリズムや幾何学的構成に共鳴し、自身の抽象絵画にもそれを反映させています。二人の色彩への探求は、同時代のアートシーンに革新的な刺激を与え、抽象芸術の発展に寄与しました。

【作品概要】
Saint-Séverin No. 3 (1909-1910)
ロベール・ドローネーが後に抽象絵画へと向かう重要な過渡期に描かれた作品です。パリにあるゴシック様式のサン・セヴラン教会の内部空間を題材としており、特にステンドグラスを通して差し込む光の効果と、それを生み出す建築構造に焦点を当てています。写実的な描写から離れ、アーチや柱といった形態が光によって分断・再構築され、色彩が響き合うことで画面に動きと深みが生まれています。キュビスムの影響を受けつつも、形態よりも色彩と光の表現を重視しており、後のオルフィスム(Orphism)へと繋がるドローネー独自の探求が見られます。光と空間の関係性を追求し、視覚的な感覚そのものを表現しようとした、この時期を代表する連作の一つです。

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ロベール・ドローネーのサン・セヴラン教会(Saint-Séverin)は、建築物をモチーフにした抽象画であり、色彩と光の探求を示すモダンアートの重要な作品です。キュビスムからオルフィスムへの近代美術の変遷期に描かれ、フランスの20世紀における1910年代の重要なアート作品です。これらの作品は、美術館で鑑賞できるだけでなく、インテリアとして部屋に飾りたいと思うような魅力があります。

【サイズ】
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

【材質】
半光沢紙使用
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。


【キーワード】
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