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座る男 18-100038

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
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静寂の中のドラマ。マティスが描いた“考える男”の魅力
一見するとシンプルなこの作品。しかし、座る男性の姿勢や遠くを見る視線には、まるで物語が隠されているかのような奥深さがあります。色彩が生み出す静けさとともに、彼の内面に思いを馳せてみたくなる一枚です。

【アーティスト】
アンリ・マティス [ Henri Matisse ] (1869年12月31日-1954年11月3日)
フランスの画家・彫刻家・版画家であり、フォーヴィスム(野獣派)を代表する芸術家です。初期は伝統的な技法を学びましたが、やがて大胆な色彩と力強い筆致を特徴とする独自のスタイルを確立。特に1905年の《豪奢、静寂、逸楽》や《緑のすじのあるマティス夫人》で注目を集めました。
1920年代以降は装飾性を重視し、シンプルで明快な構図を追求。晩年には「切り絵技法(カットアウト)」に挑戦し、《ブルーヌード》や《ジャズ》などの名作を生み出しました。特に、ヴァンスの「ロザリオ礼拝堂」の内装デザインは、彼の芸術人生の集大成と言われています。
マティスはピカソと並び、20世紀美術に多大な影響を与えた存在です。彼の作品は、色彩とフォルムの革新によって、多くの現代アーティストにインスピレーションを与え続けています。

【作品概要】
Homme assis / Seated Man (1900)
初期作品のひとつであり、まだ印象派やフォーヴィスムの影響が色濃い時期の作風を示しています。背景は緑と青の混ざり合った単色で塗られ、モデルとなった男性の存在感を際立たせています。マティスの特徴である大胆な色彩のコントラストはこの時点では控えめですが、紫や青、赤みを帯びた影の表現には、すでに彼独自の色彩感覚が垣間見えます。
この作品の注目すべき点は、ポーズの持つ静けさと、モデルの表情に宿る深い思索の雰囲気です。椅子に腰掛け、腕を組み、斜めを見つめる男性は、物思いにふけっているかのような印象を与えます。マティスは、単なる肖像画としてではなく、人物の内面や感情までも表現しようと試みたと考えられます。シンプルでありながら奥深い、静かな力強さを感じさせる一枚です。

【サイズ】
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

【材質】
半光沢紙使用
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。


【キーワード】
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