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ユニアス 17-100005

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
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優雅な線が紡ぐ物語。空間を飾るアール・ヌーヴォーの息吹
ウィーン分離派結成前夜のクリムトの才能と、アール・ヌーヴォーの新しい美意識が凝縮された初期の傑作です。

【アーティスト】
Gustav Klimt [ グスタフ・クリムト ](1862-1918)
オーストリアの象徴主義画家であり、ウィーン分離派運動の中心人物として知られています。彼の作品は、官能的かつ装飾的なスタイルで広く認知され、特に「黄金期」の作品で名高いです。金箔を使用した彼の絵画は、華麗な装飾性と象徴的な内容が融合しており、芸術界に革新をもたらしました。
クリムトはウィーン工芸学校で学び、弟エルンストとともに装飾画家としてキャリアをスタートしました。初期の作品は伝統的な歴史画の影響を受けていましたが、やがて自由で革新的なスタイルを追求するようになります。ウィーン分離派を設立した1897年以降、彼はアカデミズムから離れ、独自の芸術表現を追求しました。

【作品概要】
Junius (1896)
雑誌『Ver Sacrum』(聖なる春)の前身である年報『Junius』のために制作された挿絵です。中央に配置された女性の横顔は、静かで内省的な美しさを湛え、その髪には優雅な蔓のような装飾が施されています。左右には古典的なドレスをまとった二人の女性像が配され、画面上部には花々が描かれるなど、全体としてアール・ヌーヴォー様式の流れるような線と装飾性が際立っています。この絵は、象徴主義的な雰囲気と、クリムトが後に発展させることになる平面的な装飾表現の萌芽が見て取れる初期の重要な作品です。新しい時代の芸術の幕開けを感じさせる、清らかで洗練された美しさが特徴です。
 
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グスタフクリムトの「Junius」は、アールヌーヴォー様式と象徴主義の影響が色濃い初期作品で、ウィーン分離派の思想を予感させる雑誌挿絵として歴史的に重要です。繊細な線描で描かれた女性像の横顔と装飾的な要素が特徴のこの芸術作品は、世紀末オーストリアの美術を代表するアートモダンとして、コレクションやインテリアとしても人気が高く、見る者に深い感動を与えます。

【サイズ】
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

【材質】
半光沢紙使用
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

【キーワード】
グスタフクリムト アールヌーヴォー ウィーン分離派 初期作品 雑誌挿絵 装飾的 象徴主義 女性像 横顔 線描 美術 芸術 歴史 アートモダン コレクション インテリア オーストリア 世紀末

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