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猫の縄張り 26-100056

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
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絵本のような愛らしさと深み──クレーが描いた“猫の縄張り”とは?
まるで絵本の一場面のような構成と、やわらかい色彩。シンプルながらも、猫の動きや表情にはどこか意味深な空気が漂います。猫好きならずとも、思わず引き込まれるユーモラスな一枚です。

【アーティスト】
Paul Klee (German, 1879-1940)
スイス生まれのドイツ人芸術家。
音楽の才にも長けており、絵画へ音楽の構造ポリフォニーの視覚化が試みられています。
バウハウスで長く教鞭をとり、現代美術にとって重要な「形態とデザイン理論に関する著作 (パウル・クレー・ノートブック)」を著述。
後年はナチスの迫害、難病発症などつらい生活を余儀なくされるも、そこから生まれた作品には愛と悲しみが反映されているかのようです。

【作品概要】
Tomcat’s Turf (1919)
パウル・クレー独特のユーモアと詩的な視点が詰まった作品です。2つの場面が上下に配置され、1匹のまだら模様の雄猫が描かれています。上部のシーンでは、猫が「B.」という文字の横に佇み、風景の中に溶け込むように座っています。一方、下部のシーンでは、猫が前足を高く上げ、背景には赤い太陽が輝いています。
この作品は、猫の自由気ままな性格や、動物の持つ本能的な「縄張り意識」をユーモラスに表現していると考えられます。クレーは、動物の仕草や存在を通して、人間社会の縮図を描くことにも長けており、この猫もまた、クレーの視点を通じて象徴的な存在として浮かび上がります。
色彩は軽やかで、淡いパステル調の青や緑が使われ、作品全体に遊び心があふれています。まるで絵本のような構成ながら、奥深いストーリーを感じさせるのがクレーの魅力。彼の作品の中でも特にユニークで、見るたびに新たな発見がある一枚です。

【サイズ】
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

【材質】
半光沢紙使用
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。


【キーワード】
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