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変奏(進行するモチーフ) 26-100054

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

A4正方形(21×21cm)
A3正方形(29.7×29.7cm)
A2正方形(42×42cm)
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線と色が織りなす静かな旋律—クレーが描くリズムの世界
クレーの作品は、まるで音楽のように穏やかでありながら、繊細な変化を重ねることで独自のリズムを生み出します。本作では、建築的な要素と柔らかな色彩が融合し、心地よい静寂の中に流れるような調和をもたらしています。

【アーティスト】
Paul Klee (German, 1879-1940)
スイス生まれのドイツ人芸術家。
音楽の才にも長けており、絵画へ音楽の構造ポリフォニーの視覚化が試みられています。
バウハウスで長く教鞭をとり、現代美術にとって重要な「形態とデザイン理論に関する著作 (パウル・クレー・ノートブック)」を著述。
後年はナチスの迫害、難病発症などつらい生活を余儀なくされるも、そこから生まれた作品には愛と悲しみが反映されているかのようです。

【作品概要】
Variations (Progressive Motif)
1927年に描かれたパウル・クレーの《Variations (Progressive Motif)》は、繊細な線と幾何学的なパターンが織りなす独特のリズムを持つ作品です。画面全体が均等に区切られたグリッド構造の中に、少しずつ変化を加えながら構築されたモチーフが見て取れます。まるで音楽の変奏曲のように、同じパターンが微妙に異なる形で繰り返されることで、視覚的なリズムが生まれています。
青みがかった背景に、茶系の線が交差しながら建築的な形を構成しており、クレーが建築と音楽の関係に関心を寄せていたことがうかがえます。この作品は、バウハウス時代の彼の研究の一環とも言え、構造と秩序の中に遊び心と流動性を織り交ぜた見事な表現となっています。
グリッドの中に描かれた線は、それぞれ微妙に異なりながらも調和を保ち、まるで旋律がゆっくりと変化するかのような感覚を与えます。鑑賞者はその緻密な構成の中に、時間の流れや空間の広がりを感じ取ることができるでしょう。

【サイズ】
・A4正方形/ 210mm×210mm 
・A3正方形/ 297mm×297mm
・A2正方形/ 420mm×420mm

【材質】
半光沢紙使用
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。


【キーワード】
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